洗足池・碑文谷公園界隈 散策   
  今回の散策は、大田区の洗足池から目黒区の碑文谷公園までを歩いてみました。東急池上線洗足池駅に下車して、駅前を走る中原街道を横切って渡ると目の前に洗足池が広がっている。この池の周辺には、日蓮上人ゆかりの妙福寺勝海舟記念館勝夫妻墓所千束八幡宮洗足弁財天が鎮座しています。静かな池の風景は池畔に面した赤い鳥居や古木が生い茂った寺が詩的な雰囲気を加えて訪れる者の気分を癒やしてくれます。勝海舟が、西郷隆盛との談判で池上本門寺に向かう途中、この池の風情を眺めて惚れ込んだそうである。そして後年、海舟はこの池の畔に別邸を建てて住んだ。ここに住んでみたいと思う気持ちは、わたしにも理解できました。 洗足池を後にして北上し、宮野古民家園洗足学園創立の地に立ち寄って、立合川緑道に入りました。田園を流れる川を暗渠にして、現在、桜の並木道になっている。春は多くの人が行き交う道のようです。沿道から少し入った所にある正泉寺に立ち寄ってから、古刹圓融寺に入りました。想像以上に大きな寺院で、伽藍に配置された堂宇が建し並び、近郷で一番大きな寺院と聞いて納得できました。続いて、キリスト教カソリックのサレジオ教会を訪れてから、碑文谷の村社・碑文谷八幡宮で、当地地名の起因となった碑文石を見学しました。八幡宮から西北に歩き、目黒通りを横切り、東横線の高架下を抜けると本日の最終散策地、碑文谷公園に到着です。しばし休息後池の中島にある厳島神社にお参りしてから公園を後にして、東横線学芸大学駅に向かい帰宅しました。 2020.09.22 (火)