鎌倉三田会歩こう会
遊行寺・俣野別邸庭園界隈  
  2018年5月20日(月)、藤澤駅北口より、江ノ島街道沿いを北上して歩いてから、信号を右折して、境川を横切ると、しばらくして御弊公園に着く。ここで小休止をとる。公園からは滝の川を越えて突き当たりの古道を左折して、300mほど進むと国道1号線に出る。この交差点信号を横断したところに、清浄光寺(遊行寺)がある。1325年の創建というから、690余年も経った古刹で、時宗総本山である。遊行寺は広い境内に国指定有形文化財の本堂、日本三黒門の一つである総門、市指定文化財の梵鐘、小栗判官と照手姫の墓所、樹齢600年の大公孫樹そして1416年の上杉禅秀の乱で戦死した人々の供養塔等々、見所が沢山あり、新しい知識を得るとともに、大寺院の雰囲気を大いに楽しむことができました。

 集合写真.安藤 昇氏提供  
 俣野別邸庭園
 遊行寺を後にして、国道1号線を戸塚方面に歩くこと、20数分で、俣野別邸庭園入口に着いた。ここは10年前、火災に遭う前は、旧財閥住友家の別邸であった。火の気のないところからの出火なので放火と思われているが、未だ明らかになっていない。庭園は現在、公益財団法人横浜市緑の協会が指定管理者として管理を行っている。庭園内は、よく整備されていて、春夏秋冬いずれの季節にも花が咲き誇っていて、園内遊歩をするだけでも目の保養になる。今回訪れた時は、ツツジ、サツキ、ボタン、バラなどが沢山開花していて、新緑に輝く青葉の落葉樹林とのコントラストが実に綺麗である。庭園内の芝生広場で憩い、ランチタイムとした。 
 

集合写真. 安藤昇氏提供       
 俣野別邸庭園を後にして、東俣野中央公園に向かう途中、田畑を横切る鉄道橋のような建造物が見えたがこれは水道橋なのだそうである。ローマの水道橋を連想させられました。行く道に沿った所にある農家の農園に立ち寄り、新鮮野菜を買い求めた。値段も安く、新鮮で、味も良し。皆、満足げに農園を出でて、歩くこと10数分で東俣野中央公園に到着した。横浜市戸塚区が整備して造られた公園で、野球・サッカーそしてテニスなどが行える施設があり、それぞれの広場には、巨人の城、雲の広場、豆の広場などの呼称が付けられていて、子供たちが楽しめそうな遊具広場が作られている。そしてレストハウスも用意されている。公園は、河岸段丘の高台にあり、公園内からの眺望は素晴らしい。!! (報告:石井義文)
 東俣野中央公園
   東俣野中央公園から東に10分ほど歩くと国道1号線に出られました。そこからバスに乗って戸塚駅に向かい、戸塚駅バス停前で解散としました。本日は、午後から雨天との予報があり、雨具を用意しての「歩きんぐ」でしたが、幸い終りまで降られることもなく、無事終了することが出来ました。
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