経団連会館
 経団連 (日本経済団体連合会)
  経団連とは、東証プライムに上場する企業を中心に構成される経済団体です。1922年(大正11年)に設立され、戦後の高度経済成長期には、各分野で、強い発言力をもち、経団連会長は「財界総理」との異名が付くほど、国政の経済面に強大な影響力を持っている時がありました。現在でも日本商工会議所や経済同友会ともに「経済3団体」の一つとして日本の産業を支える活動をしています。自民党の支持母体の一つとしても知られ、日本の経済政策に対する提言を行うなど政治の世界にも強い影響力を与えています。
フクロウの像設置で「政策集団」をアピール?
 2010年3月、東京・大手町の経団連会館を新築・移転したのを機に、「知恵の象徴」とされるフクロウのブロンズ像が入り口上部に設置された。この意図には、当時の御手洗冨士夫会長が企業・団体献金への関与を取りやめ、知恵をしぼった政策提言で、経団連の存在価値を高めたいとの願いが込められていると言われています。