下曽我駅
城前寺
 城前寺と曽我の傘焼き祭り
 曽我の里は、歴史遺跡や遺物が何気なく、日々の生活に溶け込んでいる里で、日本の三大仇討ちの一つ曾我兄弟仇討ちゆかりの地です。建久4年(1193)5月28日源頼朝が催した冨士裾野の巻狩りで兄弟は、父の仇討ちを成就しました。その時、傘を燃やして松明にしたという故事に因んで、毎年5月28日に曽我氏の菩提寺城前寺で兄弟の供養のため「曽我傘焼き祭り」が行われています。その時、兄十郎祐成 22歳、弟五郎時致 20歳でした。この仇討ちは民衆に広く知れ渡り、「曽我物語」が生まれ江戸時代に歌舞伎や謡曲、浄瑠璃で曽我物として演じられ、人々の心をとらえ、今も人気は変わっていません。
曽我神社
瑞雲寺