海上自衛隊護衛艦・ヘリ空母 日向
 
   「ひゅうが」は、中期防衛力整備計画に基づく平成16年度計画13,500トン型ヘリコプター搭載護衛艦2319号艦として、IHI横浜工場で2007年8月23日製造され、高度な指揮統制能力と合わせて、対潜・対空ミサイルを発射できる垂直発射システムと新開発のC4ISTARシステムにより艦自身が強力な対潜・対空戦闘能力を備えており、航空機運用に特化した航空母艦ではなく、自前の装備で対潜戦などを行える護衛艦としての機能も重要視されている。命名・進水式において、防衛大臣小池百合子により「ひゅうが」と命名され進水。2009年3月に就役し、第1護衛隊に編入され横須賀に配備された。 就役目前にして急遽女性の乗組みが決まり、トイレや風呂、更衣室などを含めた居住区画はそのための配慮がなされ、就役時には女性自衛官17名が乗り組んだ。