三十三間堂
三十三間堂
  三十三間堂は天台宗の寺院で建物の正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういん)と言います。長寛2年(1164)、後白河上皇が勅願で、平清盛に上皇の離宮内に創建させた仏堂です。所在地は、近くにある妙法院の飛地境内にあり、同院が所有・管理しています。御本尊は鎌倉時代の仏師 湛慶によって作られた千手観音坐像で、その左右に500体ずつの千手観音立像を安置しています。蓮華王院の名称は千手観音の別称「蓮華王」に由来しています。。三十三間堂の名は内陣の柱間が三十三間あることによる名称で、「通し矢」でも知られています。