治承4年(1180)8月17日、源氏再興の挙兵を果たした源頼朝は、10月には鎌倉に入り、関東・伊豆を平定、10月20日、平家の東征軍を富士川で迎え撃ち敗走させた。その翌日、奥州平泉より駆けつけた弟の源義経と本営を置いた地で涙の対面したと伝わる。その場所はのちに黄瀬川八幡神社が建てられ、境内に対面石が置かれている。
 建久4年(1193)黄瀬川村に生まれ駿河の三美女と云われた亀鶴姫が、18歳の時、源頼朝の富士の巻狩りの宴に召されたが応ぜず、川に身を投げたという。その石碑が建っていた観音寺が廃寺となり当山に移転されたという。亀鶴碑の周囲には沢山の仏像が整列して圧巻。
 
 
 
 浜辺は津波対策の護岸が果てしなく続いていてジョギングやサイクリングの恰好の練習場になっている
護岸の陸地寄りは千本松原と呼ばれる松林が数キロに亘って続いている。ここも格好の散歩コースだ。
千本松原から旧東海道に戻ってしばらく進みJR原駅に立ち寄る
この周辺には伊勢新九郎(北条早雲)が開いた興国城址や白隠禅師が開山した鎌倉円覚寺の末寺・松陰寺があるが、時間の都合で割愛した
   
 ここで生憎、カメラのバッテリーが切れて写真なし
 東田子の浦駅から東海道線に沿って歩き田中新田の鎮守・米之宮神社、槍新田の鎮守・愛鷹神社そして大野新田で排水用の掘割を作って水害から民を護った高橋勇吉の碑などを詣でた。そして鈴川のだるま市で知られる妙法寺の毘沙門天を参詣し、奈良時代からの古社木之元神社を参拝をして、本日の終着JR吉原駅に辿り着いた。 ここからは夕陽に映える富士山が足元までくっきり望め、一日の疲労を癒してくれました。
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