江戸期、神奈川沖を航海する船の安全を祈念して四国から勧請された 歌川広重が描いた東海道五十三次・神奈川宿の絵
田中屋は、上の浮世絵にも描かれ神奈川宿の料亭で、坂本龍馬妻「おりょう」が働いていたことで知られている。
望欣台とは高島嘉右衛門が欣然として心を慰したことから名付けられた。弁玉は三宝寺の住職であり歌人であった人物のこと
 幕末期、外国人保護のために神奈川宿に入る道に関所が作られた 元は天王神社であったが、たちばなと改名された。素盞嗚尊を祀る。 
 
 武蔵国と相模国との境にあり木杭が立っていたという  道標を左に向かうと戸塚に出る
 
 旧東海道沿いには江戸期に戻ったような武家風の家を見掛ける  戸塚宿の江戸側にあった見付(出入り口)跡
 正月の箱根駅伝での権太坂は国道1号線を走るが、旧東海道の 権太坂は、山の尾根を往来していて、眺望のよい所である。旧道を歩いてはじめて江戸時代の旅人たちに親しまれた所であることが実感できた。東戸塚辺りは旧東海道がわかりにくくなっていて、道を間違えて迷ったが、何とか本道に戻り、日の明るいうちに戸塚に辿り着くことができた。いろいろ新しい発見があり楽しい道中であった。           (スライドショー