東泉寺・琴平神社
  東泉寺は、曹洞宗寺院として再興されてから400年ほどの歴史を持ち、徳川家の旗本、筧(かけい)氏によって開かれました。
また、鎌倉期に寺域周辺の飯田郷を治めていた飯田五郎が信仰したとされる薬師堂も境内に移転されており、飯田家義ゆかりの寺とも言われています。江戸中期には、この地で活躍した芭蕉の門人の美濃口春鴻も当寺を支えており、境内に句碑が建立されています。また、薬師堂内には弘法大師の石像が安置されており、新四国88大師の59番札所となっています。山門前の道は、「かまくら上之道」と呼ばれ、新田・足利氏ゆかりの群馬県方面と鎌倉とを結ぶ主要古道沿いにあります。
 琴平神社
 琴平神社
  水難除け治水の守護神を祀った琴平神社は、江戸期には東泉寺が別当べっとうを務め、飯田の金毘羅様として親しまれてきました。
明治2年(1869)の神仏分離令によって、大物主神と崇徳天皇を祭神とする琴平神社として独立しています。境内には天満宮、八坂神社などが祀られています。
天王森公園 
 横浜市内の和泉・飯田・阿久和地区は近代に養蚕・製糸産業で栄えた地で、大正時代には、泉区の5割以上の農家で養蚕を行なっていたといいます。天王森公園内の「泉館」は明治時代に建てられた「清水製糸場」の本館を、平成9年の公園整備の際に当時の姿を再現して建てられたものです。建物の中を無料で見学することができて泉区の歴史や当時使用していた機械を触れながら、当時の養蚕業の姿を知ることができます。公園内には、鎌倉の報国寺を思い起こすような鬱蒼と生い茂る竹林があり美しい風景を見せてくれます。また、湧水がいくつかあり、透き通ったキレイな水が流れていて、わさび田が作られています。近づくと涼風がそよいでいて、暑ぃ夏の日に一抹の憩いを与えてくれます。
春日神社
春日神社は、昭和39年横浜ドリームランド開設に際し、奈良春日大社の分霊を勧請して、ここ俣野の地に建立されました。
主祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)国土開発、学業成就、安産そして交通安全の守護神として信仰されております。 
福泉寺
 福泉寺は創建年代等は不詳。往古より俣野に福泉寺があって廃寺となっていたものを、地頭木原平三郎が開基となり、
寛永6年(1629)に創建、瑞桑金的が開山したと伝えられております
ウィトリッヒの森 
燈明寺
 小休止
御霊神社・常泉寺と田谷の洞窟