小田原城
報徳二宮神社から小田原城天主閣に通じる小径から見た小峰曲輪北堀
 天主閣:昭和35年に復興された小田原市のシンボルです。3重4階の天守櫓に付櫓、渡櫓を付した
複合式天守閣で、地上39m、鉄筋コンクリート造、延床面積1822m2となっています。
常盤木門 とぎわぎもん
江戸期小田原城の中でもっとも堅固な門で、本丸正面に位置します。多門櫓と渡り櫓から構成される
枡形構造の門です。常盤木とは常緑樹の意味で門の傍らに植えられている松が何十年も生長するこ
とに因んで小田原城が永久不変に繁栄することを願って、常盤木門と名付けられたといわれています。 
 銅門 (あかがねもん)
馬屋曲輪(うまやくるわ)から二の丸に通じる位置にあり、二の丸の正門にあたります。渡櫓門(わたりやぐら)
内仕切門(うちじきり)そして土塀で周囲を囲む枡形門の構造を持ちます。渡櫓門には銅板の装飾があります
学橋 
  この橋は、江戸時代にはなく二の丸に城内小学校が移転された昭和4年に竣工されました。この橋を渡ると
小学校があったことで「学橋(まなぶはし)」と名付けられました。その小学校は平成4年に移転してしまいました
が、橋だけは今も残って小田原城址公園のシンボル的な存在となっています。とくに桜の季節は、この橋の赤い
欄干とお堀の緑そして二の丸隅櫓の取り合わせが美しく、素晴らしい眺めになています。